コンタクトを始めるときには、眼科で目の検査と処方をしてもらう必要があります。検査をすることで、目の形状、視力に適合したコンタクトレンズがわかります。また、安全で快適なコンタクトレンズ装用を続けるためには、目に異常がなくても定期的に検査を受けましょう。

個人差はありますが、初めてコンタクトレンズを装用される場合、異物感があったりはずれたりすることがあります。また、初日はコンタクトレンズを長時間装用することはできません。目安として約5日〜1週間程度かけて少しずつ装用時間を延長していき、目に慣れさせていきましょう。

お風呂やプールでは、目に水が入ることで装用しているコンタクトレンズが張り付くことがあります。また、お湯やシャンプーの液などで変形し、目にダメージを与えてしまう可能性もあるため、コンタクトレンズは事前に外しましょう。

自分でコンタクトレンズを管理できる中学生あたりの年齢になれば、安心して装用していただけるでしょう。装用やケアなど、コンタクトレンズを正しく取り扱うことができれば、年齢に関係なく使用可能です。

以前のソフトコンタクトレンズは煮沸消毒が必要でしたが、現在では熱を加えず簡単にケアできるMPS（マルチパーパスソリューション）による消毒方法が主流になっています。そのため、毎日のケアも負担に感じることは少ないでしょう。